救命救急センターで働く看護師あるある

救命救急センターという職場は、一般的な病院とは異なる状況下にあります。
よって、救命救急センターで働く看護師には、特有のあるあるが存在するようです。
ここでは、そのあるあるの事例をいくつか取り上げてみました。
まず1つ目は、勤務以外でもサイレンに反応してしまうということ。
救急車のサイレンを聞くと、たとえ休日であっても身体が仕事モードになってしまう看護師は少なくないそう。
救命救急センターで働く以上、アラーム音やサイレンの音に敏感に反応できるように訓練されているため、こうした状態に陥りやすいのでしょう。
2つ目は、心電図の波形の読み取り能力が向上することです。
救命救急センターに搬送される患者さんの状態は、刻一刻と変化するもの。
そのため、心電図モニターの監視は欠かせません。
心電図とにらめっこする機会が多いため、心電図の読み取りスキルがどんどん向上していくのです。

3つ目は、鋼の精神力を手に入れるということです。
救命救急センターでは、長時間、緊張状態の中で治療が行われます。
そのため現場で働く看護師たちは、どんな状況になっても動じない鋼の精神力を手に入れることができるとされています。
そして4つ目は、病院以外でも救急対応をするケースに遭遇するということ。
休日に救急の現場に出くわすと、自然と身体が動いて対応に当たるという看護師は多いです。
普段から業務にあたっているため、自信を持って救命処置の対応ができるのです。
上記のあるあるから、過酷な現場だからこそ身に付くスキルや習慣があることがよくわかります。
救命救急センターは大変な現場ではありますが、その分、得られる経験やスキルは相当貴重なものだといえるでしょう。